出口は保障されていないが、この先に進むしかなかった

少女漫画が好きで、アニメ俳優に憧れて演劇部に入った男子15歳・我輩
思い起こしたくもないけれど、
自分が何をしているのかわからず(何を考えているのか、どんな体の動きをしているのか、どんな表情をしているのか全て無自覚だった)
相手の顔色を伺ってばかりいるのに心を理解できず
そんなわけで他人と関係を作ることもできない自分
演劇部は僕にそれを突きつけてくれました。高校演劇は教育だったんだなー



そんな僕が、自分をみつめ、他人と向き合い、関係を作って行く芝居なんて出来るわけもなくて
何とか山を越えたかと思っても、昨日出来たことが今日出来ないとかザラで。部員や顧問の先生には散在迷惑をかけてしまいました
でも、芝居をやることで、そんな自分に気づく機会を得られました
すっごい泣いたし、朝が来るのが怖かったけれど、生きていくために必要なことを学べた高校演劇でした

高校を出てから演劇の現場に参加させていただけるようになって、気が付けば今の場所にいました。それでも未だに人と関係を作っていくのは苦手です

熱を入れていた劇団が行き詰った時、他人の才能によりかかるのではなく、自分が何者であるかを考えざるをえませんでした
自己をみつめ、他者と向き合い、関係やドラマを構築して行く演劇の力を世に広めたくて、僕は演劇制作者を志したという所に立ち戻らざるをえませんでした

今改めて自分をみつめる作業をしています。とても苦しい
それでいて自分のトラウマを癒すためではなく、世界を動かすために演劇をやるなくては演劇人とは言えない

良し悪しは別に、私の周りを渦巻く機運のようなものには事欠かない。そういう運命を自分は背負っているということに、最近自覚的になってきました
凡人な上に意地っ張りで見栄っ張り。空っぽでも前に進まずにはいられなくて、揺さぶられては脱輪する自分

そんな自分を背負って生きていくしかないんだ
たくさんの仲間との出会いによって、ちょっぴりそう思えるようになれたかな

「自分の弱さを受け入れられる人が強い人なんですよ。」
と、NEVER LOSEの片山さんが前に言ってたっけ

今日から2日間、片山雄一さんのワークショップ『あなたの日常をみつめ直す演劇』なのです
[ 演劇ラボ ]
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by macaroni-2004 | 2008-05-04 03:51 | 演劇制作  

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