片山雄一さんから、演劇ラボについての寄稿をいただきました

片山雄一さんから、演劇ラボの担当講座についての寄稿をいただきました。

片山雄一という演劇人と一緒にお芝居に向き合うというのは、こういうことなんだなと改めて感じました
きっと当日、ぼくはゲラゲラ爆笑しながら参加してたりするんだろうな

以下、ご本人からの言葉となります。

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「演劇」という言葉を聞いて思うことは人それぞれだと思います。
娯楽、エンターテイメント、芸術…その他色々な、あなたなりのイメージで捉えられるこの演劇。

少し大げさに言うと、演劇の歴史は人類の発祥と期限を共にします。
古くは巫女などが神から啓示を受け、民にそれを伝える行為から生まれたとも言われますし、単純なモノマネや、お祭りなどから演劇が確立されたという説もあります。

さてこの21世紀、演劇は一体僕らの生活に必要なのでしょうか?



僕が子供の頃に読んだマンガ雑誌には「21世紀にはこんな未来が待っている」という特集が毎年のように組まれていました。
その中には必ず「テレビ電話」の存在がありました。
今現在、方法も技術も確立され、故人の映像とCMやライブで共演できる出来る状況にも関わらず、テレビ電話は未だにメールでのコミュニケーションを越えられていません。
それは一体なぜなのでしょうか?

演劇の「劇」は「ドラマ」です。
ドラマとは人と人がその関係の中で織りなす、本能的な感情への作用です。
演劇の「演」とは「演じる」という言葉の通り、俳優が他の人物への擬似的な体験を通して行う表現を指しますが、私は「人が意識的に他の人と関係を持つ行為」だと考えています。

僕の講座は、あなたが僕に興味を持つ事から始まります。
僕はあなたがなぜ、僕に興味を持ったのかを考えます。

最初はなかなか上手くはいかないかも知れませんが、そこからこの講座を始めることが、僕にとってもあなたにとっても、21世紀の演劇になれば良いと、そう思っています。

それが日常と演劇を繋ぐ最初の一歩です。

興味を持った方は、少しだけ遊びに来て下さい。
車を買おうかなと興味を持った人が、本屋に入ってその車雑誌の数に驚くように、きっと、今まで見えてこなかった事柄が見えて来るはずです。


片山雄一
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by macaroni-2004 | 2008-04-18 02:08 | 演劇制作  

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