芝居が面白ければ…を空想にしない演劇界

「今回出来いいのに、どうして客入らないんだろ。」
「最終的には、良い芝居をした所にお客が入るよ」
お芝居をしていると、一度は飲みながらこんな話しませんか?そうは言いながら大なり小なり、“そうでもない現実”に気づかされています

また、「芝居の出来と、集客は関係しないよね」「もう評価がされてる団体にしか支援されないよね」なんて愚痴ってる飲み会もざらじゃないでしょうか



まだ制作者としての空想でしかありませんが、「良い芝居をしたら評価され、支援され、世に送り出される」健全な演劇シーンにしたいと常々願っています。この課題には、ライフワークとして取り組んで行きたいと考えています

私は短い間でしたが、公共ホールの事業部に籍を置いていた時期があります。ぶっちゃけ言って作品内容もわからない営業資料が、劇場宛てに次々届く事に驚いたものです
芸術全般に精通した学芸員や制作者がいる劇場ばかりではありません。お役所劇場はあてにもならない資料をあてにしたり、特定の制作会社を頼りきったりしちゃうわけです
そんなんで、その地域に必要な文化・芸術の拠点になれるわけないんです

世に文化の存在をPRしなければならない報道局も同じです。現状、よほど熱心な社員の方でもいないと、存在すら把握出来ていないと聞きます。このままでは未来はありません
私達演劇人の責務として、社会に影響力のある方々に、キチンと自分たちの表現を届ける努力をすべきです
その意味で、芸術見本市は先駆的取り組みです。実際に試演される機会もあるわけですし。ただ現状敷居も高く、営業上手な制作さんがいて初めて参加する企画じゃないかなーとも思います
また演劇はコンパクトに上演し難く、魅力を伝えるにはハードルが高いのも事実でしょう


そんなわけで、作品の核を伝えるショーケース上演を行い、世に送り出す役割を担っている方々に紹介したいと考えるようになりました
お祭りがその場限りのものにならずに、日常へと繫がって行って欲しいのです
そんな願いを大橋は『カラフル2』の賞レースシステムに込めさせていただきました
観客投票のグランプリや俳優賞もあれば、企業や行政や教育機関が自らの方針に基づいて連携する賞もあります。規模こそ小さいですが、これが大きな転換期となればと願ってやみません

ぜひマスコミ各社や全国の関係者の方々に、この想いを届けたいっ!!
結局、人の力ですからっ!!!

『カラフル2』では、12日に参加劇団の打ち上げを兼ねた授賞式が行われます
興味を持っていただけた方は、下記メールアドレスまでご連絡を!
ohashi@butai.org
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by macaroni-2004 | 2007-05-07 02:50 | 演劇制作  

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