リージョナルシアターシリーズが変わります、か。

メガチカがエントリーしようと暖めている間に、東京国際芸術祭・リージョナルシアターシリーズが、リーディング部門を経ての育成プログラムに様変わりしました
作家や演出家の才能をリーディングで測るというのが、どうにもしっくり来なくて初年度は応募をしませんでした

ドラマ・リーディングは、額面通りに戯曲の紹介という意味にとどめるか、独自の表現として成立させるかといういずれかしか無いと思うのですが、独自の表現と考えるのであれば、それで芝居の才能を測るというのは何かズレている気がするのです
戯曲を精査するのに、リーディングした方が具体的にイメージし易いというのもわからなくはないのですが、それも戯曲の評価であって、ワークショップ・アウトリーチなどの担い手育成対象を選ぶ事には、いささブレを感じます
リーディングを独自の表現として高めるためには演出家として相当な能力を要求されるのもまた事実ですが、その能力は芝居の演出家に求められる能力として、かなり偏った部分だと思うのです

地域創造レター 2月
http://www.jafra.nippon-net.ne.jp/publication/letter/letter02.html



要はトライアウト公演として、リーディング部門を設ける事が合理的だったという事だと思うんです
ただ東京に集めて上演するよりも、地域のリーダーを育成するプロジェクトという性質が前面に出されたため、企画としてシャープになったと思います。とても先進的ですし、東京で地域間のネットワークを築けるというのも、素晴らしい事だと思うのです


ですが、例えばメガチカがリーディングで刈馬カオスの才能を測られる事は比較的ブレが無いと思うのですが、デス電所のドラマ・リーディングで竹内さんの才能を測るというのは、些かブレがあると思うのです
名古屋の多くの次世代を担うだろう若手カンパニーの多くも、「リーディングで?じゃ、うちらと関係ない企画だね。」という状況だと思います

もちろん、とてつもないチャンスを地方の私たちに提示してくれている、とっても凄い企画だと思います。羨望と尊敬の念が身体から湧き上がってきています
私が名古屋という地域の演劇において、才能を支援する際には、別のアプローチが必要だろうなと思うのです
簡易なセットや照明ながら、才能が集う連続トライアウトの場を提供するというものでしょう。観客にとっても、新たな才能との出会いの場になるでしょう

そんな事を考えながら、風林火山会議に行って来ます
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by macaroni-2004 | 2006-02-20 18:26 | 演劇制作  

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