ずっと不思議だった先輩

「舞台芸術は私たちの作品は社会に開かれた存在であるし、またそこから逃れられない」
と強くメッセージを発信している諸先輩が沢山いる。素晴らしい才能やセンスを持った人たちであると思うのだけれど、この手の発言には不思議な気持ちを覚えてきた

それは、そんなことを言っている演劇人の現場の方が、なぜか異なる文化・文脈を持った人を排除する傾向が強いことだ
いや、自分の中の芯を強く持ち、社会の一員としてコミュニティに向きあうのはもちろん大切
だけど、なんでかわからないけれど、それ以外の文化を持ち込まれるのを極端に嫌うのだ
結果として同じ村の中で近接している住民とだけ仲良しこよしをしているというのがアウトプットとしてそこにある
これを孤独と言い換えて(事実、非常に孤高な戦いは求められるのだけれど)、自分の価値観を他人に押し付けながら生きていくことはとても悲しいことだと思う

少なくとも自分と自分の現場は、村の一員でありながら国家やよそ者にオープンでありたい


「演劇の人って閉鎖的」という都市伝説のような言説があるが、それに一役買っているのではないか
演劇の人って閉鎖的言説に関しては、別の機会に一度整理したい
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by macaroni-2004 | 2011-04-21 07:43 | 日々の雑記  

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