カラフルはオープンソースなのである

金沢で地元の演劇人を中心とした「カラフル」が開催されるそうです
応援したい!

先週は劇団コーヒー牛乳改めゲキバカの名古屋公演に、福岡ではTAKE IT EASY!の千年女優も上演された
いろいろと考えさせられます

「カラフル」という企画はこれは何度も公言されているのですが、「熱い人がいたら勝手にやってくれ。」というもの
投げっぱなしのようでもありますが、演劇イベントのオープンソースだと思っています
つまり、好きにこのプログラムの内容を書き換えて更新・公開してくれて良いというものです

linuxなんてさわらない人でも、最近ではオフィスソフトのOpenOfficeやブラウザのFirefoxとかのオープンソースソフトを使う人も増えてきましたよね
SNSはどこもかしこも、どうやらmixiの仕組みやレイアウトに似ているぞっていうのも、プログラムがシェアされているからですよね。たぶん。

パフォーミングアーツの商標に値するような企画名や作品は、Microsoftやらadobeのソフトやらのように権利と責任を厳然と1団体が持ってきたんですよね
逆にそれが曖昧だとろくでもないことにしかならないというか…

でも、そうではないところまで来たと思うのです。厳然とこれはカラフルではあるが、どうぞ愉快で興味深いソフトに更新して公開していただいて結構です
というのが、カラフルなのです。成り立ちから言って、いろんな人の過剰な熱気の中でほんわか生まれたものなので、性質に合うっていうか
オープンソースの考え方って、インディーズ演劇の性質にも合致すると思うんですよね

実績がないと企画が打てない(ノウハウがない。実績がないなど)のではなく、このオープンソースを使って自分らしいカラフルを作ってくれというわけです
で、その代わり作ったものはシッカリとシェアさせてくれと
間違えても自分のオリジナル企画として登記なんてされた日には訴訟が待っているわけです
この発明品はみんなのもの=公共財なのです
いわゆるコピーレフト思想というやつです


真逆のことを言うようですが、ほんとは演劇の世界でも初めて発明された発想ではないんです
「これは演劇です。」というのも、オープンソースを活用しているわけで
ギリシャ人やイギリス人やロシア人の発明は、誰もが使えるオープンソースとして世界に配られ、それを日本人が更新して・フランスで再配布していたりするわけですから
つかこうへいさんが若い演劇人にご自身の作品を無料で上演させていたのも、一種のオープンソースだったのかもしれません


KAIKAはIT企業とのコラボレーションプロジェクトなので(必要がないからあまりPRして来なかったけど)、そういう文脈でものを考えるクセのようなものが身についているのかも
まぁ、演劇業界の言葉はわかり辛いから変換しないと説明できないのですよ

ああ、変換と言えばいくらソースコードが配られていても、バイナリーコードにしないとプログラムが動かないわけで、そのためのコンパイラぐらいには大橋なってもいいかなって思ってるんだけど


なんだか舞台の人にわかり辛い記事になっちゃったけど、詳しく知りたい人はwikipediaでオープンソースとか調べてください。
これを書くにあたって、↓も参考にさせていただきました
http://oooug.jp/start/open/open.html

でも最近はIT企業の社長さんも「場当たりを小屋入り日にやるって何考えてんのー」なんてことを喫茶店で舞台女優とおぼしき若者がこぼしているのを聞いたら、「え、入り日の夜に場当たりやるのって、そんなキツイもんじゃないんちゃう?」と思うぐらい舞台のことを知っていただいているようです

なんか嬉しい
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by macaroni-2004 | 2011-04-12 03:26 | 演劇制作  

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